ヘアケア ブログ

  • 2018年11月22日

湯シャンって薄毛に効果があるの?


薄毛に悩む人にとって、様々なヘアケア剤の情報とともに、一度は耳にしたことがあるだろう「湯シャン」。豊かな髪を持つ有名作家などが湯シャンを行っていると話題になったことで注目される洗髪方法ですが、その噂は本当なのでしょうか?

高価なヘアサロンやヘアケア剤に対して、シャンプーを使用しない湯シャンはお財布の心配もありません。しかし、実際に行うとなると心配なことが多いのも事実です。

お湯だけで洗って臭くないの?
汚れは落とし切れるの?
実際にどうやって行ったらいいの?
ベタつきやニオイの元になるのでは?

今日は、このように様々な疑問と誤解が混在している湯シャンについてお話ししましょう。

 

シャンプーは使わないの!

 

湯シャンってなに?

湯シャンとは簡単に言うと、髪を洗う際にシャンプーなどを使わず、お湯だけで洗うことを言います。

シャンプーを使用して髪を洗うことが当然だと思っている人は少なくありませんが、実はシャンプーを使わなくてもしっかりと洗うことで余分な汚れや皮脂を落とすことはできます。

水はもちろん、湯温が上がることで洗浄力は上昇し、40度以上となればシャンプーとそう変わらない程度まで洗浄力は上がるとも言われています。

最近では芸能人や健康志向の人々の中でも話題になっており、実践している人も少なくありません。しかし、同時に挫折してしまう人も多くいます。

挫折した人の多くは、髪のベタつきや匂いが原因となっているようです。

そのため、もしもあなたが湯シャンを行ってみたいと考えているのであれば、正しい方法で湯シャンを行うことが必要です。

 

湯シャンだけでも髪サラサラ!

 

湯シャンの正しいやり方は?

それでは、正しい湯シャンの方法とはどのように行うのでしょうか?

実は、湯シャンだからと言って、難しいことを行う必要な一切ありません。
これまでに正しい知識でシャンプーを行っていた人にとっては、当たり前のことを当たり前に行えば良いだけなのです。

それでは、正しい湯シャンの方法を紹介します。

 

1:まずはブラッシング

洗髪前に必要なのは、髪の毛や頭皮についた汚れを取り除き、落としやすくするためのブラッシングです。髪を濡らす前に、まずは丁寧にブラッシングを行いましょう。

また、ブラッシングには目的や自分にあったブラシを使用することが大切です。

どんなヘアブラシを選ぶと良いか、この記事を参考に、色々と探してみてください。

 

 

2:ぬるま湯で丁寧に洗う

続いて、ぬるま湯で頭全体を洗います。注意点はシャンプーでの洗髪と同じ。爪を立てたりすることなく、指の腹で頭皮を寄せるように動かすように洗うと汚れが落ちやすくなります。

注意事項として、湯シャンではこすらないことが大切。泡がないので、滑りも悪いですし髪への摩擦が上がりキューティクルを傷める原因になります。できれば、湯シャン専門サロンで使われているスカルプブラシーをお勧めします。

また熱すぎる湯温はトラブルのもと。40度以上のお湯は、洗浄力も上がりますが皮膚への刺激も強くなります。洗浄力を上げすぎると必要な皮脂まで落としてしまい、せっかくの湯シャンのメリットがなくなってしまいます。そのため、40度程度のぬるま湯にすることがポイントとなります。

エス・ハート・エス社の染髪用のブラシを使うこともお勧めです。髪が多い人や長い人は、頭皮に指が届きにくくなります。適切な染髪用のブラシを使用すれば、効率的に頭皮をマッサージすることができ、汚れも落としやすくなります。

慣れるまではシャンプーを使った時のように、どこまで洗うかの区切りがつけづらいかもしれません。

慣れるまでは10分程度を目安に、頭の隅々まで丁寧に洗う方法を模索してみると良いでしょう。少しづつ慣れてきたら、5分程度を目安にすると頭皮への刺激はより少なくなります。

 

 

3:丁寧なタオルドライ

洗髪を終えたら、丁寧にタオルドライを行います。まずは大きめのタオルで頭全体を包み頭皮をマッサージするように拭くことで、頭皮や髪の根元の水分をすっきりとタオルで吸水します。

頭皮近くの水分を取ることができれば、次は毛先に残った水分を取り除きます。毛先を小束に分けてタオルで包み、パンパンと叩くようにして吸水するのがお勧めです。ゴシゴシと擦り合わせたり、ぎゅうぎゅうと余分な力をかけることなく、少しづつ丁寧に行うことが、髪を早く乾かし、ダメージを最小限にする秘訣です。

 

 

4:手早くドライヤーをかける

最後にドライヤーで手早く乾かします。生乾きの髪は、雑菌が繁殖しやすい環境を作り出し、かゆみや嫌なニオイの原因になってしまいます。そのため、ドライヤーで手早く乾かすことが大切です。頭皮へのダメージを最小限にするために、頭皮から20〜30センチほど離して、温風と冷風を上手に使い分けながら乾かすと良いでしょう。

 

 

5:ヘアケア剤は最小限に

綺麗に乾いたら、ヘアケア剤でお手入れという習慣の人も少なくないとは思いますが、湯シャンの後は必要以上にヘアケア剤を使わないのもポイントになります。

整髪料やトリートメントをたくさん使ってしまうと、髪に残ったヘアケア剤をお湯で落としきれず、ベタつきや匂い、かゆみの原因へとつながります。

また、せっかく頭皮への刺激を少なくするために湯シャンを行っているのに、ヘアケア剤の刺激が頭皮にかかってしまっては意味がありません。

ヘアケア剤を使用するときは、ヘアケア剤を使用するときは、原材料を確認するとよいでしょう。

 

 

頭皮の臭いがなくなるって本当?

頭の嫌な匂いの原因は、ほとんどの場合、菌や皮脂によるものです。

髪を拭いたタオルや枕が臭い…と感じる場合は、頭皮に過剰な皮脂が分泌されており、それが脂っぽい匂いとなっているのです。

過剰に分泌された皮脂がそのままになっていれば、どんどん匂いを強くし、不衛生な状態になり、頭皮トラブルを発生する要因にもなってしまいます。

また、かゆみの原因にもなり、ゴシゴシとかいてしまった結果、頭皮を傷つけてしまい炎症を起こすことも考えられます。

頭皮の臭いをなくすためには、皮脂の過剰分泌を防ぐ必要があります。

では、皮脂の過剰分泌の原因は何かというと、多くの場合は間違った洗髪による皮脂の取りすぎです。

通常、人間の体にはすべてのバランスを調整する機能があり、頭皮には皮脂量を調整する機能があります。そのため、必要な皮脂まで取りすぎるような「頭の洗いすぎ」の状態を続けると、「皮脂を補わなくてはいけない」と、これまでより多く皮脂を分泌するようになります。その状態が続くことによって、頭皮には必要以上の皮脂が溜まってしまうことになります。

湯シャンはこれまでシャンプーで落とし過ぎていた皮脂を適度に残し、皮脂の過剰分泌を抑えることができます。皮脂の過剰分泌がなくなれば、嫌なベタつきやニオイの原因を減らすことができると考えられます。

とはいえ、皮脂の過剰分泌の原因は、乾燥によるものや常在菌の異常繁殖、ストレスなどによるものも考えられるため、湯シャンだけですべての臭いが解消できるわけではありません。

しかし、正しい湯シャンを行えば、適度に汚れを落とし、適度の皮脂を残すことで頭皮を健康な状態へと導く手助けになります。

頭の匂いに悩んでいる人は、一度試してみるのも良いかもしれません。

 

何か臭う!

 

湯シャンに向いている人ってどんな人?

湯シャンは頭皮環境の改善にオススメの方法ではありますが、体質や性格によって向き、不向きはあります。

例えば、頭皮の乾燥がひどい人や、化学物質に過敏に反応してしまう人には向いていると言えるでしょう。シャンプーを用いない湯シャンは、皮膚に過剰な刺激を与えないため、今以上に症状が悪化するのを防いでくれます。

逆に整髪料などを使用している人は、湯シャンではきれいに落としきることが難しいかもしれません。髪についた整髪料を落としきれずに蓄積させていくと、頭皮トラブルの原因にもなりかねません。こういった場合はシャンプーを使用することで、きれいに取り除くことができます。

また、湯シャンはシャンプーを使用しない分、より丁寧な先発が必要となります。丁寧なブラッシングやマッサージ、ぬるま湯でゆっくり洗うなど手間がかかるので、時間がない人や細やかな工程が苦手な人にとってはハードルが高い洗髪方法とも言えます。

ブラッシングなどの下準備もせず、単純にお湯でさっと洗うだけでは十分に汚れや余分な皮脂を落とすことがでません。汚れや余分な皮脂を落とすことができなければ、皮脂詰まりを起こしたり、雑菌が繁殖するなどして、かゆみや嫌なニオイの元にもなりかねません。

自分の頭皮環境やライフスタイルを考えて、まずは自分に向いているか、向いていないかを確認しましょう。

もしも「自分には向いていないな」と感じる人は、シャンプーをアミノ酸シャンプーを利用するなどと工夫することで頭皮のケアを行うことができます。

シャンプーを使用しない=良いことだと単純に考えることなく、自分に合った方法を丁寧に続けることが、頭皮環境を保つために、何よりも大切なことです。

 

まとめ

頭皮への刺激が少ない湯シャンは、正しい方法で行えば、頭皮トラブルに効果を発揮してくれそうです。そのため、敏感肌や乾燥肌で悩む人にとっては、トラブル回避のための最適な方法のひとつと言えるでしょう。

しかし、だからと言って間違った方法で行っているのでは意味がありません。
正しい方法で行うために、正しい知識を持ち、正しい手順で湯シャンを行うことが何よりも大切なことになります。

また、自分の頭皮状態やライフスタイルを確認し、見つめ直すことで自分に向いているかどうかを判断することもポイントの一つになります。
シャンプーを使用することがダメなわけでは決してありません。湯シャン、シャンプーのどちらかを否定することなく、自分にとって最善の方法を見つけるように心がけたいものです。