ヘアケア ブログ

  • 2018年10月22日

髪を乾かす際にタオルを使うのは良いのでしょうか?


シャンプーが終わって髪を乾かすまでの時間、あなたはどのように過ごしていますか?
濡れてびちゃびちゃの状態でいきなりドライヤーを使う人はほとんどいないと思われるので、ほとんどの人がまずはタオルを使って髪の水分を吸水するのではないでしょうか?

お風呂上がりに体を拭いたタオルを使用する人
髪専用のタオルを使用する人
タオルをつかってゴシゴシと拭く人
タオルでグルグル巻きにして、そのままベッドへ直行という人

髪をきちんと乾かした方がいいことは知っていても、タオルをつかってきちんと乾かすことは、面倒で敬遠しがちかもしれません。

しかし、濡れた髪をそのままにしておくことは、美しい髪のためにはお勧めできません。

今日は、美しい髪のために、正しいタオルドライの方法についてお話しいたします。


私は巻く派!

タオルドライって何ですか?

シャンプーをして濡れてしまった髪を、乾いたタオルで拭き、髪の水分を取り除くことを「タオルドライ」と言います。

タオルドライをしっかり行わないと、髪を乾かすためのドライヤーを当てる時間が長時間になります。つまり、髪に熱を当てる時間も長くなり、髪へのダメージが大きくなってしまいます。ダメージを避けるためにも、丁寧なタオルドライを行いたいものです。

では、正しいタオルドライの方法とはどんな方法でしょうか?

タオルドライは、髪や頭皮に付いた水分を取り除くために行います。そのため、まずは大きめのタオルで頭全体を包み、頭皮をマッサージするように拭くことで、頭皮や髪の根元の水分をすっきりとタオルで吸水します。

指の腹を使って優しく頭皮をほぐすようにしながら、頭皮近くの水分を吸い取るイメージです。刺激が少ないからと、爪でゴシゴシと強く刺激するのは絶対にNG。デリケートな頭皮を傷つけることになると、その後の大きなトラブルへ発展してしまいかねませんので注意が必要です。

次に毛先を小束に分けて、髪の先に残った水分をタオルで包みパンパンと叩くようにして吸水します。叩くといっても、もちろん優しく。髪を早く乾かしたいからといって、ゴシゴシとこすり合わせたり、ぎゅうぎゅうと雑巾を絞るように力を入れすぎるのはNGです。

濡れた髪の毛はとてもデリケートで傷つきやすいものです。強い摩擦を行うと、濡れたことで開いた状態になったキューティクルが剥がれ落ちてしまいます。

一度剥がれたキューティクルは再生することはありません。キューティクルが剥がれた髪の毛はバサバサになってしまいます。そのため、少しずつ丁寧に行うことが、髪を早く乾かし、ダメージを最小限にする秘訣です。

また、タオルドライの際に使用するタオルにも注意が必要です。素材や手入れの仕方によって、タオルの吸水性や摩擦力は様々です。自分にあったタオルを使用し、正しい方法でタオルドライを行うことで、効果的なタオルドライを行うことができます。

タオルドライはドライヤーで髪を乾かすための下準備。タオルドライだけでしっかりと乾燥できるわけではありません。また、タオルドライをしたからといって、頭にタオルを巻いたまま長時間置いておくのも問題があります。

濡れた髪がデリケートなだけでなく、濡れた頭皮も雑菌の繁殖のもとになりかねません。さらに、髪が濡れていることで頭皮を冷やし、頭皮の血行不良を引き起こす原因にもなりかねません。

頭皮の血行不良はすべての髪トラブルのもと。
頭皮や髪をトラブルから守るためにも、タオルドライ後にドライヤーを使用し、しっかりと乾燥させるようにしましょう。


しっかり乾かさないと!

髪を乾かすときに使う吸水タオルってありますか?

タオルドライの際にどんなタオルを使用するかによって、タオルドライの効果は全く違います。
お風呂上がりに体を拭いたタオルでそのまま頭も拭いてしまう人も少なくないかもしれませんが、どんなに正しい手順で行っても、濡れたタオルを使うと効果は半減してしまいます。そのため、タオルドライ専用のタオルを準備することをお勧めします。

中でもお勧めは、吸水タオルです。

吸水タオルとは、その名の通り、吸水性の高いタオルのことです。中でもポリエステルやナイロンのような化学繊維を使用した、マイクロファイバーのタオルが代表的です。ふわふわと柔らかく、マシュマロのような肌触りが人気で、高い吸水性の他に、速乾性・軽さが特徴です。安価なものも多く、購入しやすいのも嬉しいポイントです。

ただし、ふわふわの手触りとは裏腹に、ゴシゴシと擦ってしまうと、皮膚を傷つけやすいという性質を併せ持っています。また、天然素材に比べると臭いが発生した水のも欠点。
マイクロファイバータオルを使用する際は、擦らずに、こまめに洗濯するなどして、清潔を保つよう注意しましょう。

また、天然素材のものとなると、綿100%、麻、竹などが代表的です。天然繊維のタオルは、敏感肌の人や赤ちゃんでも安心して使用することができるほど、肌への刺激がやさしいものが多いのが特徴です。

ただし、マイクロファイバーのタオルに比べると吸水性や速乾性に劣るものも多く、重量もある場合がほとんどです。また、天然のものを使用するため、価格がやや高めになることが多い傾向があります。メーカーによっては、速乾性や吸水性を上げるように工夫しているものもありますので、気にいるものを探してみると良いでしょう。

何れにしても、それぞれの特徴を理解し、自分の肌質などを考慮してタオルを選ぶことが大切です。


タオルの種類も様々。

タオルで乾かすと髪が抜けやすいの?

「タオルドライの後、タオルを見たら抜け毛がいっぱいで驚いた!」という人はいませんか?

ほとんどの場合、それは成長がとまり自然に抜け落ちる休止期の髪の毛です。

髪の毛には寿命があり、伸びては抜け、また新しい髪が生えてくるというヘアサイクルを繰り返しています。特にダメージのない人でも1日に100本前後の髪の毛が抜けており、抜けた髪の毛はシャンプーやブラッシングによって取り除かれます。そのため、シャンプー後のタオルドライした後のタオルに髪の毛がつくのは、自然なことなのです。

健康な髪の毛は、思っている以上に強く、簡単に抜けることはありません。わざと引っ張って抜こうとしてみても、それなりに力が必要だったり、頭皮が引っ張られる痛みがあるはずです。

そのため、通常、タオルドライの刺激で健康な髪の毛が抜けてしまうことは考えにくいと言えます。また、髪が長くなったり、髪の色を黒っぽくしたりすると抜け毛が目立ち、たくさんの量に感じることも少なくありません。毎日のブラッシングの際などに注目して、頭皮の一部に脱毛が集中していたり、全体的に明らかに薄毛になっているなどの症状がない場合は、心配することはないと言えるでしょう。

しかし、明らかに脱毛する量が増えていると感じる場合は、ヘアサイクルに乱れが生じているのかもしれません。まずは、抜けてしまった髪に注意してみましょう。

毛が細くコシが無い場合や毛根の部分が小さい、形がゆがんでいるなどの場合はヘアサイクルの乱れが考えられますので、生活習慣や食生活を見直してみると良いでしょう。また、生活習慣の見直しの一環として、タオルドライの方法を見直してみるのも大切です。

なぜなら、健康で美しい髪を維持するには、正しいケアを行う必要があります。間違ったタオルドライを続けることは、髪や頭皮にダメージを与えてしまう可能性があるからです。

では、間違ったタオルドライによって起こる、テキストを赤文字にします。
まず「摩擦」は、髪の毛をゴシゴシと強く吹くことで、髪の毛同士が擦りあわされることによって起こります。

お風呂上がりの自分を思い返した時、タオルでゴシゴシと拭いている人は要注意。ゴシゴシと強く吹いたりゴシゴシとこすっても、タオルが水分を吸い込める量に違いはなく、早く乾かすことはできません。それどころか、濡れてデリケートな状態のキューティクルを痛めつけ、神へ深刻なダメージを与え、抜け毛の原因になってしまいます。

タオルドライをする際は、強くゴシゴシと拭くのではなく、頭皮や髪の水分をタオルで吸い取るという意識で、優しく丁寧に行うと良いでしょう。

次に「頭皮のダメージ」は、爪などの刺激によって起こります。頭皮を拭く際、マッサージのように行うことはお勧めできますが、あくまでも指の腹を使って優しく行ってください。

頭皮への刺激は気持ちがいいもの。そのため、より強い刺激を求めて、頭皮に爪を立ててしまっている場合があります。タオル越しの刺激とは言っても、指よりも尖っている爪の刺激は、髪や頭皮へ傷をつけてしまいます。

頭皮の傷は、炎症やかさぶたなどのトラブルを引き起こし、傷ついた部分にさらに強い刺激が加わることで悪化してしまう可能性もあります。

健康な頭皮は、美しい髪の成長に欠かせない、大切な土台です。頭皮に傷をつけないよう、頭皮のマッサージに爪を使わないように気をつけてみて下さい。


爪を立てないように注意しないと!

タオルの種類によって乾き方が違いますか?

オルにはそれぞれに特徴があり、それぞれの材質が持つ特徴や降り方の違いによって、得意不得意があります。そのため、タオルドライに使用するタオルによって、タオルドライの仕上がりは異なります。

薄手のタオル、厚手のタオルだけでも吸水性は違いますし、しっかりと乾いたタオルと濡れているタオルでも同じく違いがあります。

「タオルならなんでも同じでは?」と思う人もいるかもしれませんが、そうではないのです。

自分にあった吸水性の高いタオルを選ぶことで、乾燥するまでの手間も短縮でき、髪が濡れてダメージを受けやすい状態も短くすることができます。

美しい髪を保つためには、ダメージを最小限にすることが大切です。好みの素材のタオルを、正しい方法で使い、清潔を保つことで理想的なタオルドライが可能になります。

正しいタオルドライを行って、美しい髪を保つ第一歩を踏み出しましょう!

まとめ

お風呂上がりの小さな習慣の積み重ねが、健康な頭皮、美しい髪を作るための第一歩です。わかっていても面倒だと感じるかもしれませんが、毎日繰り返して習慣にすることで、髪や頭皮の健康に良い影響を与えることができます。

タオルを巻いたまま、長時間の放置、そのまま寝てしまうということは、避けて、頭皮や髪をできるたけ早くドライヤーで乾かしていくことをお勧めします。

寒い季節にも、暑い季節にも、タオルドライを行い手早く髪を乾かすことでメリットは沢山あります。高価なヘアケア製品を使用しなくてもできる、今日から始められる美髪習慣の一つが「正しいタオルドライ」です。