ヘアケア ブログ

  • 2018年10月16日

髪の毛にフケが出やすい時期はありますか?


毎日シャンプーしていても、いつの間にか肩に落ちていたり、髪の毛に絡まっていたりする「フケ」。
見た目もよくないし、時にはかゆみやニオイを伴う場合もあり、多くの人が悩んでいる髪の悩みの一つです。

男性女性や年齢にかかわらず誰にでも発生するフケですが、どうしてもフケには不潔なイメージがつきもの。そのためフケ対策としてシャンプーの回数を増やしたり、ブラッシングをマメにしている人は多いのではないでしょうか?しかし、間違ったフケ対策は逆にフケがひどくなる原因にもなりかねません。

フケを改善するためには、今悩んでいるフケの種類を知り、正しい対処を行わなくてはいけません。正しいフケの対策を行うためには、まずはフケの正しい知識が必要です。

今日は、多くの人を悩ませるフケの種類や原因、フケが出やすい時期はいつなのか…など、詳しくお話いたします。


嫌よね!

フケはどうして出るの?

そもそもフケは剥がれ落ちた頭皮の角質。そのため、フケが出ること自体は異常でもなんでもありません。しかし。何らかの原因で頭皮の新陳代謝のバランスが崩れたり、肌のバリア機能がうまく働かなくなると頭皮が荒れてフケが大量発生することになります。

頭皮が荒れる原因の一つは「外的なストレス」が考えられます。

体質に合わないシャンプーやトリートメント、カラーリング剤、パーマ剤の強い刺激、強い紫外線、エアコンの風や空気の乾燥などは、頭皮がダメージを受け、乾燥する原因となるでしょう。

頭皮への過剰な刺激から起こる頭皮の乾燥は、パラパラと落ちてくる白い粉のような乾燥性フケの原因になりかねません。ヘアケア剤を選ぶ時には成分に注意するなど自分に合う製品を選ぶことが重要になります。また、季節に合わせて帽子や日傘を使用して環境から頭皮を守る習慣をつけることも大切です。

次に考えられるのは「内的なストレス」です。精神的なストレスがかかることで起きる血行不良やホルモンバランスが悪くなる、栄養素のバランスが悪くなるなどによって、フケをはじめ白髪や抜け毛などの頭皮トラブルへと発展することがあります。

すべてをスッキリと解決するのは難しいでしょうが、適度なストレス解消を行うように気をつけましょう。

そして、皮膚炎が原因のフケもあります。中でも脂漏性皮膚炎という皮膚疾患には注意が必要です。

脂漏性皮膚炎は、皮脂過多による肌の常在菌であるマラセチア菌が増殖、温度や気温の低下、紫外線、食生活の乱れ、ストレスなどすることにより起こる接触性皮膚炎です。(接触性皮膚炎は何らかの物質が皮膚に接触したことにより発症することを指します。マラセチアの増殖とは意味が違います。)
脂漏性皮膚炎になると、頭皮に炎症が起きて赤みがかったり、かゆみが発生したりすることもあるだけでなく、過剰に分泌された皮脂によって角質層がはがれ落ち、ベタベタとした皮脂フケが増えてしまいます。

マラセチア菌は常在菌の一つ。普段は無害ですが、皮脂や汗などの分泌物を餌に急激に増殖します。皮脂が増殖する原因は、先ほど上げた頭皮への外的なストレスの他に油や糖分の多い食事、刺激の強い食べ物、アルコールの過剰摂取やストレスが考えられます。

「おかしいな?」と感じたら、生活習慣を振り返り見直すとともに、医療機関を受診することも大切です。再発や症状の長期化を避けるためにも、適切な処置を受けましょう。


ストレスも関係あるの?

フケには種類がある

フケには大きく分けて、乾燥性のフケと皮脂性(脂性)のフケの2種類があります。肩にパラパラと落ちつ白いフケは乾燥性、髪の間に絡まっているベタベタしたフケが皮脂性です。

フケは種類によって対処法も違います。まずは、それぞれのフケについて知ることが大切です。

乾燥性のフケ

乾燥性のフケは、空気の乾燥やストレス、生活習慣の乱れや病気、シャンプーのしすぎによる過度の脱脂やカラーリング、パーマや紫外線による頭皮のダメージによって起こります。簡単に言うと、頭皮が乾燥肌になって起こるフケです。

色の濃い服を着た時に目立つ、サラサラとした白い粉のようなフケは、この乾燥性のフケに分類されます。

皮脂性(脂性)のフケ

ブラッシング後のブラシや頭をかいた時の手の爪についてくる、ベタ付いた塊のようなフケは皮脂性のフケです。こちらは、頭皮がオイリー肌になったことによって起こるフケです。

皮脂の過剰分泌や細菌の繁殖が原因になる他、男性ホルモンの影響で起こりやすくなるため、一般的に女性よりも男性に多いフケになります。

乾燥フケとは違い、パラパラと落ちてくることはないのですが、匂いやかゆみを伴うことが多いのが厄介なフケになります。


こんなの嫌!

髪をしっかり洗えばフケはなくなるか?

髪の毛にフケが出るとなると、不潔なイメージから1日に何度もシャンプーをしてしまう人は多いと思います。
しかし、フケ対策として過剰なシャンプーは、実は逆効果です。

綺麗にしたいあまりに髪を洗いすぎたり、強力な成分が配合されているシャンプーを使うと、頭皮から必要な皮脂まで奪われてしまいます。

皮脂は本来、頭皮のバリアをする機能です。適度にある皮脂は、頭皮を外的なストレスから守ってくれる大切なもの。シャンプーのしすぎで皮脂を奪いすぎてしまうと、頭皮のバリア機能が壊れ、頭皮の乾燥を引き起こしたり、皮脂を過剰に分泌する引き金になったりしてしまいます。その結果、ますますフケが増えてしまうことになりかねません。

手の洗いすぎや、洗顔のしすぎで肌荒れが起きてしまうように、頭皮も洗いすぎには気をつけましょう。

それでは、適切なシャンプーの回数はというと、ズバリ1日に1回。その1回で丁寧に2度洗いすることをお勧めします。

そして、できれば夜に洗髪を。慌ただしい朝は、どうしても丁寧なシャンプーには不向きです。すすぎ残して頭皮に残ったシャンプー剤はフケやかゆみの原因になるだけでなく、嫌なニオイの原因にもなります。髪が育つ時間でもある夜を綺麗な頭皮で迎えるためにも、1日の終わりの夜にゆったりした気持ちでシャンプーするとよいでしょう。

正しいシャンプーのポイントは以下の通りです。
・シャンプー剤を使いすぎない
・毛穴の汚れを揉み出すように万遍なく洗う
・シャンプーしている時間よりも、長い時間をかけて丁寧にすすぐ

シャンプーは「髪ではなく頭皮を洗う」イメージが大切です。シャンプー剤は500円玉程度の大きさを目安に手に取り、手のひらにしっかりなじませ、泡だてます。

1回目は汚れを浮かして、頭皮をほぐし、汚れを浮かし出すイメージ。下から頭頂部に向かって、血流を促進し、脂や汚れを浮かすよう頭皮を動かしながら洗います。

2回目は浮かした汚れをしっかり洗います。指の腹で生え際から頭頂部へ、毛穴の汚れを揉み出すように万遍なく洗います。毛穴を意識して頭皮をマッサージしながら、しっかり汚れを落として行きます。

すすぎは頭皮にシャンプー剤を残さないよう、ゆっくり時間をかけて丁寧に。実は、ほとんどの人が、このすすぎを十分にできていないのです。シャンプーをした時間の倍の時間を目安に、じっくりと行いましょう。

また、全ての工程を行う際、爪にはご注意を!爪を立てて洗ってしまうと、頭皮に傷がつき、肌荒れや炎症の原因になってしまいます。指の腹を使って優しくマッサージするイメージを大切にしてください。

使用するシャンプーはアミノ酸シャンプーがオススメです。髪と頭皮のプロである「毛髪診断士」が開発したエス・ハート・エス社の薬用SHSスカルプシャンプーは、アミノ酸系洗浄剤。神や頭皮はアミノ酸によって構成されたタンパク質によって構成されているため、同成分のシャンプーを使うことは肌に優しく、毛穴や髪の汚れを落としすぎず、落とさなさすぎず、優しく洗い上げます。また頭皮環境を一番に考え、毛穴のつまり防止や頭皮や髪の負担の軽減のためのノンシリコン処方です。


そのようにすればいいのね!

フケが出やすい季節はいつ?

フケで悩む人が最も多くなるのは「冬」だと言われています。

寒くなってくると、肌のお手入れに保湿クリームを追加する人が多くなる事からもわかるように、冬は一年で最も乾燥する季節です。

しかし、頭皮の保湿にまで気を配っている人は少ないため、冬の頭皮はカサカサと乾燥しています。乾燥した頭皮の角質は剥がれやすくなり、それが皮脂や汚れと混じってフケになって落ちてきます。

さらに、寒さで毛穴や血管が収縮してしまいます。縮こまった毛穴は皮脂を詰まらせ、縮こまった血管は血液のめぐりを悪くします。その結果、頭皮に栄養が行き渡らず、炎症を起こしやすくなりフケの原因となります。

冬のフケは乾燥が原因のことが多いので、パラパラと落ちてくる乾燥性のフケの場合がほとんどです。そのため、お風呂によく浸かり、体温を上げ代謝をよくしたり、適切な保湿を行い、マッサージなどで頭皮を活性化することで改善が見られるでしょう。

脂漏性のフケが増えるのは「夏」になります。

夏は暑さから皮脂や汗の量が多くなりがちな季節。いつもより多くなった皮脂で毛穴が詰まったり、その結果脂漏性皮膚炎を発症するリスクが高くなってしまいます。

肌に合ったシャンプーを使って過剰な皮脂を取り除くことが大切です。強すぎるシャンプーやトリートメントを避け、正しい手順でシャンプーを行えば、ベタベタした脂漏性のフケが発生するのを防ぐことができるでしょう。

また、体質的に脂性肌の人や、脂質の多い食事ばかりしている人は特に注意が必要です。暑い夏を乗り切るためにスタミナをつけよう!と脂っこい食事ばかりしていると、どうしても皮脂の分泌量は多くなってしまいます。食欲の落ちる夏だからこそ、栄養バランスを見直してみましょう。

そして、忘れてはいけないのが紫外線対策。顔には日焼け止めを塗っても、通常頭皮にまで紫外線対策をしている人は少ないはずです。帽子や日傘を使って、適切な対策を忘れずに行いたいものです。

花粉が多くなる「春」には、アレルギー性のフケが多くなります。昨今、多くの人が悩む花粉症は、目や鼻だけでなく、肌にも反応が出ることがあります。鼻水や涙、かゆみなどの症状が出ないとわかりにくいかもしれませんが、色々対策してもフケが治らない場合は花粉を疑ってみると良いかもしれません。

最後に「秋」は、夏場の紫外線によるダメージが出やすい季節です。夏の間頑張った頭皮がダメージを蓄積していて、秋頃になると耐えきれなくなってフケが爆発することも。秋のフケは松の紫外線対策不足で起こることが多いと言えます。秋にフケが増える場合は、「夏のダメージが今きているのだな」と捉えて、翌年からは紫外線対策を心がけるとよいでしょう。

まとめ

本来、フケは新陳代謝によって頭皮の表面にある古い角質層がはがれ落ちたもの。単なる生理現象であって病気ではありません。

丁寧なブラッシングやシャンプーで取り除ける範囲であれば問題ないのです。

しかし、「あれ?」と気になるほどに増えてきたら要注意。増えすぎたフケは、頭皮のSOSサイン。ヘアケアの方法や食生活を含めた生活習慣を見直して、頭皮はもちろん心と体を労わる暮らしを心がけましょう。

それでも、改善が見られないようであれば、脂漏性皮膚炎によって発症していることも考えられます。その場合、放置しておくと悪化してしまう可能性があります。速やかに皮膚科を受診して悪化を防ぎましょう。